ミックス犬の失敗と呼ばれるものは何?

今ミックス犬が流行ってますよね。それぞれ純血種の良いところが上手く出てかわいらしい見た目のものも多く、純血種と同じように人気があります。
ペットショップに行くとミックス犬も純血種と同じような金額がしますし、子犬が多く、とても愛らしいです。

ところが私の友人がミックス犬を飼ってみて、「この子は失敗」だと言っています。
私はミックス犬は雑種と思っているので、純血種より強くて病気になりにくいイメージがあり、友人にとって何が失敗なのか分からなかったので、ミックス犬の失敗について調べてみました。

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ミックス犬の失敗-見た目容姿-

ミックス犬の失敗と呼ばれるものの一つ目は見た目です。掛け合わせた純血種の良い部分がうまく見た目に出れば、かわいいと言われるのですが、どうしても一定の割合で、望まない容姿の子が生まれてきてしまいます。

それは生まれつき容姿が悪い場合もあれば、子犬の頃はかわいくても大きくなるにつれて片方の親犬の骨格などの特徴が出すぎてしまって容姿が良くなくなってしまったり、性格的にも予想と違う特徴が出てきてしまうことがあるようで、そうなると失敗と呼ばれてしまいます。ペットショップに並んでいるものは、基本的にかわいいと思われるものです。

ミックス犬 失敗

ミックス犬の失敗-身体能力と骨格のギャップ-

ミックス犬の失敗と呼ばれるのは、片方の親犬から素晴らしい身体能力を受け継いだのに、片方の親犬の骨格が身体能力についていけず、ストレスがたまりやすかったり、ヘルニアなどの病気にかかりやすいことです。種晴らしい身体能力を受け継いでも骨格が身体能力についていけない場合、運動のし過ぎには要注意です。ヘルニアなどの腰の病気になりやすいからです。

そのため、飼い主は運動を制限する必要があるのですが、高い身体能力を受け継いだミックス犬は、運動したくてたまらないものです。運動を制限されたミックス犬は、運動したいのに運動を制限されて、ストレスを溜めやすくなってしまうのです。

ミックス犬の失敗-遺伝性疾患-

ミックス犬の失敗とされるのは、遺伝的な病気にかかっていた場合、血縁を追跡できないことで病気の診断に時間がかかってしまうことです。診断に時間がかかるため、治療ができるまでの間に病気が進行していってしまいます。

純血種であれば、血統書が発行されるため、犬種ごとのかかりやすい病気などがすぐに分かるのですが、ミックス犬は血統書がなく、遺伝的な病気が分かりにくいのです。

そのため、ミックス犬を飼うときには、親犬の遺伝検査の有無やブリーダー情報を確認した方が良いかと思います。

ミックス犬 失敗

まとめ

ミックス犬の失敗について調べましたが、かわいくて良いとこどりというわけではないということが分かりました。
見た目だけでなく、親犬の特徴が掛け合わせたことによって良いところが悪い方に変わってしまったり、病気の発見が遅れてしまうことにつながったりと、良いところばかりではないことをしっかり理解した上で、飼う必要があると思いました。
飼った以上、責任を持って最期までしっかりと面倒を見て楽しいドッグライフを送ってもらえればと思います。

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