鼻の毛穴から毛が出てきたらびっくりしますよね。
鼻にも毛穴があり、そこから毛が出てきても不思議ではありません。
1つの毛穴から、何本かの毛が出てくることもあります。
この毛は、他の毛穴から生えてくるムダ毛と同じなのですが、実は産毛(うぶげ)です。
赤ちゃんと同じものがどうして?と思ってしまいますが、実際は同じものではなく、赤ちゃんの産毛のように薄い毛で細くて柔らかいということで産毛と呼ばれています。
この産毛は普通は自然に抜け落ちるので抜く必要はないのものですが、産毛と角栓の関係をどう対処しらいいのか困ったので対処法をまとめてみました。
鼻の毛穴と産毛と角栓
鼻はもともと皮脂の分泌が多いところです。
さらに汚れや老廃物などがたまりやすく、「角栓」ができやすくなります。
角栓というのは、古い角質や過剰に分泌された皮脂が混ざりあったものです。
これが毛穴をふさぎ、本来出てくるはずの産毛が外に出てこられなくなってしまいます。
外に出てこられない産毛が詰まると、その分、角栓が大きくなってしまいますし、毛穴が広がります。
また、本来、角栓の色は白いのですが、産毛が詰まっているとその色で黒ずみ、目立ってきてしまうということになり、対処が面倒なことになってしまいます。
鼻の毛穴から毛が出てきたら抜くのはNG!じゃぁどうすればいい?
ホットクレンジングが有効
鼻の毛穴が開くよう、皮膚を温め、詰まっている角栓を出しやすい状態にします。
皮膚を温めて毛穴が自然に開くようにし、角栓を取り除いた後、毛穴が閉じると、角栓も産毛も取り除かれます。
発熱する成分が入っているクレンジング(ホットクレンジング)は有効です。
皮脂や汚れを落とすのに効果的なクレンジング、毛穴引きしめ効果のあるクレンジング、敏感肌用のクレンジング等があります。
カミソリで剃る?
カミソリは摩擦が大きく、皮膚への負担が大きくなります。
鼻の周辺は凹凸もあるため、きれいに剃ることは難しく、できれば避けたい方法です。
毛抜き、鼻パックは最終手段
毛抜きで無理やり毛を抜くと、毛穴の内部を傷つけてしまいますし、鼻パックを貼ってはがす際、皮膚にダメージを与えることになります。
角栓を引っこ抜くことになるので、結果的には毛穴が大きくなり目立つこともあります。
鼻の毛穴から毛が生えてくると気になってしまいますが、あまり頻発しない方がよいでしょう。
最後は皮膚科に相談する
ホットクレンジングで角栓を取り除き、日々のスキンケアで保湿とお肌の引き締めを続けても改善が難しければ、皮膚科に相談をしましょう。
自費診療で高額になりますが、レーザー治療やケミカルピーリングといった方法があります。
一度できれいになるものではなく、半年以上、毎月施術ということになります。
まとめ
鼻は目立つ場所ですし、毛が生えてくると気になります。
ですが、剃ったり、抜いたりすればいいというものではなく、毛穴を広げてしまわないよう、丁寧に対処しましょう。
生えてきている毛が気になりますが、その前には鼻の余分な皮脂の対処が大切です。
角栓を取り除き、日々のスキンケアで保湿とお肌の引き締めを心がけ、お手入れをしましょう。
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参照>>毛穴に産毛の束が!?
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