私の隣人が愛犬家でとても飼い犬を大切にしています。
隣人の話によるとその犬は老犬であとどのぐらい生きてくれるのか、とても心配そうに話していました。
そしてその隣人も若くはないので、次の犬は飼えない、最後の犬だから最期までしっかりと面倒みたい、一緒に大切な時間を過ごしたいと、我が子のように可愛がっていることが伝わりました。
少しでも愛犬と有意義な時間を、そして後悔のないように過ごしてほしいと思って、犬が老衰で死ぬ間際に起こす兆候を調べてみました。
犬が老衰で死ぬ間際に起こす兆候-食欲がなくなる-
まず食欲が衰えます。食べ物も水も摂取しないようになります。人間もそうですが、加齢とともに食が細くなる傾向にありますが、犬も同じです。
そして本当に死ぬ間際は何も口にしなくなります。そうなった場合、覚悟が必要です。
犬が老衰で死ぬ間際に起こす兆候-体温調整ができない-
体温の変化が激しくなることもあるようです。体温は体調のバロメーターです。体内に細菌やウイルスが侵入すると熱を上げてやっつけようとしたり、本当に弱っていると体温を調整できなくなり、体全体が冷えてきて死に至ることがあります。
犬が老衰で死ぬ間際に起こす兆候-嘔吐と下痢-
嘔吐や下痢がひどくなることがあるようです。死ぬ間際は、食べたものを消化する機能も衰えてしまい、食べたものがしっかりと消化できなくなり、嘔吐や下痢を繰り返してしまうようです。すでに体力も残されていない犬の場合、死に直結してしまうとのことです。
犬が漏水で死ぬ間際に起こす兆候-痙攣-
痙攣を起こすことがあるようです。痙攣の原因は様々ですが、老衰の場合、全身の臓器も弱っています。発作による痙攣もありえますし、筋肉の痙攣によって体が震えること、体温調整ができず痙攣すること、頻尿や欠尿によって痙攣が起こるなど、原因は多岐にわたりますが、痙攣を起こす、頻度が高い、寝たきりで痙攣を繰り返すといった症状は死が近づいている証拠かと思われます。
愛犬との時間を大切にするために
愛犬と過ごした時間はとても大切でかけがえのないものです。可愛がられた犬は本当に幸せだったと思います。人も同じで年を重ねるといろいろなところにガタが来ます。犬の年齢や様子によって食事を変えたり、散歩の距離を調整するなど、犬の調子に合わせる生活は犬にとっても幸せなのではないでしょうか。
そして最期を看取る際も大好きな家族に看取られることは、何にも代えがたい幸せな時間だと思います。死はいつ来るのか分かりません。最期を看取りたくても看取れないこともあります。一緒にいる時間をどれだけ大切にできるか、これが一番大切なのだと思います。
まとめ
犬の平均寿命は大きさにもよりますが、15年程度と言われています。
15年という長い月日を家族のように過ごしていると死という別れはとても辛いです。
しかし必ずやってきます。そのときにお互いが幸せだったと思えるように一緒にいる時間は犬の様子をみて犬に合わせることも大切です。
そして最期が近くなってきたら、死の兆候を見逃さないことが最期を看取ることができる可能性が高くなります。最期の最期まで大好きな愛犬とは一緒に暮らしたいですね。
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