偏光レンズのデメリットと寿命を延ばす方法

海や雪といった光の反射が多い場所、ゴルフ場など照り返しの激しい場で、偏光レンズのサングラスをかけようか、旦那がぶつぶつ悩んでいます。

偏光レンズって、 紫外線をカットする効果の高いレンズですよね。
普通のレンズより、必要のない光(乱反射している光)を遮断するため、まぶしくなくなり、周囲を見えやすくしてくれます。

いいことだらけなので、旦那が何を悩んでるのかわからなかったので、デメリットを調べてみると、寿命が短く、コストがかかるから悩んでんだなと思いますが、注意して使えば寿命は延ばせるので、旦那に教えたことをシェアします。

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偏光レンズのデメリット

偏光レンズ 寿命

デメリット① 熱に弱い

偏光レンズは、普通のレンズと偏光膜フィルムで作られており、多層構造になっています。

熱が加わるとレンズが膨張してしまい、その構造がズレてしまいます。

その結果、見え方が変わることがあります。

デメリット② 水に弱い

水に浸かる時間が長いと、偏光膜に水分がしみこんでしまいます。

その結果、レンズの本体が変形したり、レンズを剥離したりすることがあります。

デメリット③ 液晶画面が見づらい

個人差はありますが、スマホやカーナビなどの液晶画面が見づらいということがあります。

これは、液晶画面にも偏光フィルターが使われているためです。

液晶画面を見る時には、偏光サングラスを外す、液晶画面の明るさを調節するといった調節が必要です。

デメリット④ 壊れやすく、出費が多くなる

レンズに偏光膜をはさんでおり、手間がかかる分、普通のレンズよりは高価なものになります。

また、レンズの加工が難しいものであるため、カーブがレンズとフレームで異なると、レンズに力が当たり、ゆがみができ、レンズがフレームから落ちてしまいます。

さらに、レンズが痛んだ時、片側は大丈夫でも左右ペアでつくらなければいけないため、無駄な出費となってしまいます。

偏光レンズの寿命を延ばす方法

偏光レンズ デメリット

偏光レンズの寿命は一般に3年程度と言われています。もちろん使い方によっては1,2年で使い物にならなくなったりします。

偏光レンズの膨張対策

ダメになってしまうことで一番多い現象は偏光レンズの膨張です。
膨張してズレてしまうと、見え方が変わってしまいます。

原因は、夏場の車内や日当りの良い部屋の窓際など、高温になる場所に置きっぱなしです。
寿命を延ばすには、絶対高温の場所に置かないことです。

偏光レンズの色抜け・変色対策

次にダメになってしまう現象は、偏光レンズの色抜けです。

原因は、水分、湿気の浸透です。
偏光フィルター層・偏光膜は水に弱いので、雨や雪に濡れた際、水洗いした際は、レンズとフレームの間の水分までしっかり取っておく必要があります。

もちろん、高温のお湯で洗うのは避けます。

偏光レンズサングラスフレーム破損対策

最後のダメになる原因は、レンズやフレーム自体の破損です。

基本的に衝撃が加わらないようにすることが対策なので、使用時は何かにぶつからない。不使用時は、ケースに入れるようにすればいいでしょう。

衝撃が加わらないよう、必ずケースに入れるようにし、大事に扱いましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。

偏光レンズは、乱反射している光を遮断してまぶしさを防ぎ、紫外線もカットしてくれるので、目にはいいことばかりです。

一方で熱や水に弱く、デリケートな部分があります。

壊れやすくて出費が多くなるので、丁寧に扱い、上手に使っていきましょう。

使わない時はケースに入れて、高温多湿な状態で放置しなければ寿命は数年延ばせます。

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